犬にアボカドをあげて良い?
日本でもすっかり私たちの食卓に根付いたアボカド。
わんちゃんにもあげていいの??
ネットで検索すると
「犬にあげてはいけない食品」のにアボカドも含まれている
記事が多いようですね。
でもアボカドが主原料の有名ドッグフードもあるし、、
実際はどうなんでしょう?
私は犬が食べてはいけない食品リストには
疑問を持っています。
なぜなら、犬も人と同様に個体差があるからです。
人だって一晩にお酒を何本飲んでも次の日もまた飲みに行く人もいれば
おちょこ一杯で翌日までめまいする人もいる。
一般には昔から健康食とされる日本蕎麦、
蕎麦アレルギーの人は微量のそば粉に触れただけで
重度のショック反応を起こし命に関わることも。。
犬も同じ。
うちのメロディは玉ねぎたっぷりのカレー鍋や
長ネギ2本くらいれた麻婆豆腐のお鍋を
双子の相方キャンディと留守番中にぺろっと
一鍋完食してたこともありましたが
二匹とも別に吐くことも、貧血も、何も起こしませんでした。
もしかすると
人間の蕎麦やお酒のように
極端にネギや香辛料が苦手な体質の犬だったら
きっと大騒ぎになっていたでしょう。
アボカドのように自然の食品を適量与えるのは
合成添加物だらけの市販のペットフードの方より
よっぽど犬の健康に良いと私は考えています。
ポイントは適量です。
自分ちの犬が好きだとわかると
とめどなくそればかりを毎日あげ続ける飼い主さん、多いです。
それだと良い食品であっても偏って過剰摂取することになります。
砂糖や添加物で味覚が麻痺していない犬は
自分の体にとって消化が難しいと感じる食べ物は口にしないはずです。
アボカドもお蕎麦も自分が苦手思えば避けるはず。
なので私は初めて与える食べ物は犬自身に
欲しいかイヤかを聞いてみます。
少量を飼い主の手から与えて、欲しがらなければあげません。
犬の身体が受け付けない合図です。
この確認は普段から添加物摂取や菓子パンなどを与えられてるわんこは
難しいかもです。
砂糖や添加物が体に入ってる子は
自分の本能の声を聴く力が鈍っています。
アボカドと犬について
http://canigivemydog.com/avocado
アメリカ動物虐待防止協会では
アボカドは動物、特に馬にとっては危険な食べ物と言っているそうです。
ステファニー獣医師は、
注意点を守れば
これは犬に適量範囲で与える場合には当てはまらないと書いています。
犬はうまよりもアボカドに対しては耐性が強いそうです。
ペリシンという毒性がアボカドにはあります。
これは常識的な量を食べるぶんには安全であるとも言っています。
アボカドは可食部が危険なのではありません。
種が問題なのです。
まず大型犬などはあのタネを飲み込んで喉を詰まらせないように
気をつけなければなりません。
そして種にはペリシンという毒性のある成分があります。
これが動物に危険と言われる理由です。
犬にアボカドを食べさせるには
タネを除いて、皮をむいて
可食部のみを少量ずつ与えてください。
またアボカドは脂肪分の多い食べ物です。
オリーブや大豆のように健康的な脂肪分です。
植物性の健康的な脂肪分とはいえ
摂りすぎは肥満に繋がりますから
与えすぎには注意してください。
一般に飼い主さんが得られる情報は
非常に偏った視点からのものが多いです。
アボカドやアイスキューブ(氷)などへの
怖がらせる情報が多いです。
真実は あらゆる方向から情報を取るべきですね。
ステファニー獣医師のアボカドについてのまとめは
・少量、適量であればアボカドは犬に与えても大丈夫
・アボカドはペリシンという毒性がある
・ペリシンは馬や鳥には危険度が高い
・犬に与える時はタネを取って皮をむく
・植物性脂肪分が高いので食べ過ぎには注意
以上がステファニー獣医師の記事の要点です。
私は東洋の食養生の観点と
西洋の栄養学の観点の両方から
夏場のオメガ脂肪分として
アボカドには
抗酸化食品としてメロディの食餌に度々登場してもらってます。
森のバター。
優れた栄養食品です。
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